ローン完済後の所有権留保の解除に名義変更
所有権留保とは
所有権留保とは、売買契約で売り主が売買代金を担保するため、代金が完済されるまで引き渡した目的物の所有権を留保することです。
例えば、自動車などローンで購入していた時、所有権が留保されており、所有者がクレジット・ローン会社又はディーラーになっています。買い主は自動車を使用することはできますが、売ることはできません。
車検証では、使用者欄には購入者のお名前で、所有者欄ではローン会社等を記載してあります。所有者欄がない車検証では、備考欄にローン会社等を所有者であるのを書いてあります。
車のローン完済の後には、所有権解除が必要です。自動車の権利を保持しているローン・クレジット会社又はディーラー・車販売店などの所有権を解除することを「所有権留保の解除」といいます。
所有権留保解除に必要な書類
旧所有者の必要書類（ローン会社等）
- 自動車検査証（有効期間内のもの）
- 譲渡証明書（ローン会社等の実印を押印）
- 印鑑証明書（発行後3か月以内）
- 委任状 （実印を押印、受任者欄に空欄）
新所有者の必要書類
５．印鑑証明書（発行後3か月以内）
６．委任状（実印を押印、受任者欄に空欄）
＊上記書類等の書き方見本付きエクセルを無料配布しております。弊所を依頼しなくてもご利用できます。
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運輸支局で入手するもの
７. OCR申請書（1号様式）
８．手数料納付書
９．登録手数料印紙500円分（運輸支局での販売したもの）
追加書類または手続きの場合
車検証に記載されている所有者または使用者の住所と印鑑証明書が異なっている
ローン会社等旧所有者の場合は、登記事項証明書が必要です。
新所有者の場合は、その変更のつながりや関連を証明する住民票
（上記の書類はすべて発行後3か月以内）
ナンバープレートの管轄が変わる場合
車検証に記載の使用者欄の住所に変更があり、ナンバーの管轄が変わる場合に、運輸支局に自動車の持ち込みが必要です。また出張封印サービスを利用することができます。
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